第三章

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第三章

2040年5月19日7:42 午前 5月20日に大きな出来事が起こる、犯罪宣言だ。 どうする...!? てか、明日じゃないか20日って! 高橋「申し遅れました、僕たちは麻布警察署の高橋です。」 木村「木村です。」 斉藤「斉藤渚です。」 タカシ「大林一族が動くのは明日です、     時間などの詳細は知らされていません。」 清水「仮面の男をどうするか...。」 一山「...。」 大林「何も手掛かりがないな...。」 どうするんだ...。 木村「このままじゃ、また事変が起っちゃうかもよ。」 そうだ...木村の言うとおりになってしまう。 大林「一族の盲点、それは予告じゃないこと。」 清水「予告ならある程度防げますけどね。」 2040年5月19日8:51 午前 会議をした結果、とりあえず東京へ帰る。 そして、零課に動いてもらい、色々する。 まぁ、詳しいことは東京で。 そんなこんなで現在、高知空港。 今から東京へ向かう。 麻布警察署へ。 2040年5月19日17:51 午後 東京に到着。 久しぶりに来たな...ただいま。 コーポの家賃払わないとね。 タカシ「大変ですが、今から警視庁へ移動します。」 警視庁か...たまにしか行ってないから久しぶりだな。 今日はあと少しで終わる。そして、一族が動く。 タクシーで移動、何回目だろうか。 大林「何もないのに何をするっていうんだ。」 タカシ「できることはやる、これがモットーです。」 できることはやる...か。 2040年5月20日7:31 午前 朝垣「おぉ、共犯者のお出ましね。」 大林「久しぶりだな...零課。」 現在、20日。 今は大林一族に動きはない。 今は。必ず、今日動くはずだ。 紫龍「事変じゃないってことも、    視野に入れておいたほうがいいんじゃねぇのか?」 たしかに、奴らが必ずしも事変を起こすなんてことは確定できない。 一族の演説かもしれない、 集団の作成かもしれない、 基地の決定かもしれない。 我々に危害を加えるとは言っていない。 だが、大きな出来事。 それは、我々にとって大きな出来事なのか、 反対に、一族にとって大きな出来事なのか。 二分の一だが、我々に危害のないほうがいいな。 タカシ「我々に危害をくわえないかもしれない、ということですか?」 紫龍「あぁ、そういうこっちゃ。」 一山「...。」 朝垣「我々に危害を加えなかったら、大きな出来事はなんなんだ。」 大林「一族にとっての大きな出来事...。」 戸塚「なるほど。」 タカシ「うーん、なかなか大林一族は動かないですね。」 大林「奴らは天才だ、なめてかかったら全滅になり兼ねん。」
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