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2040年6月1日12:47 午後
目の前が真っ暗だ。
こもっていた部屋で一人。
懐かしいな。だが、
今回は目的がある、目的のためにこもっているんだ。
俺は、人の記憶を見れる。
故意に見れるかわかんないけど。
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鈴木「君は何ができる...?」
こいつは...あの動画の男。
「情報なら...。」
え...おいおい。お前...!
まさか...!
神谷「有益な情報なんだろうな?」
鈴木「まぁまぁ、神谷君。」
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あぁ.....クソ!
少ししか見れない、やはり、
故意には見れないのか。
2040年6月1日13:13 午後
暗い部屋から出る。
そうすると、みんなの視線がこちらへ向かった。
タカシ「...どうでしたか!」
一変「故意には見れない。だが、少しだけなら見れる。」
紫龍「!?」
驚いた顔で紫龍がこちらを見る。
朝垣「奴らは...一族はなんと?」
一変「落ち着いて聞いてください。」
みんなが緊張する。
一変「鈴木の協力者が警察署内にいました。」
戸塚「...!?」
そう発言すると、みんなが攻めだした。
ザワザワが大きくなる。
一変「静かにしてください!!!」
大きな声を出す、そしてタカシが尋ねる。
2040年6月1日13:16 午後
タカシ「だれですか...?」
一変「広瀬だ。」
タカシが"何か"感づいたような顔をしてこちらを見た。
そして、こういった。
タカシ「大林刑事が寝に行った時...広瀬さん―――。」
俺が寝たとき...?
もしかして...!?
タカシ「トイレ行ってくるって...。」
一変「何...!?」
タカシ「それから...戻ってきてません!」
クソ...!やられた...!
遅かったか...!
一変「トイレへ向かうぞ!」
タカシ「はい!」
走れ!もっと...足を...!
瞬のように...!
.....瞬...?誰だ?
2040年6月1日13:20 午後
男子トイレ...!
ここだ!ここに広瀬がいた!
タカシ「...一回トイレが長いので、様子を見たんです!」
一変「それで!?」
急げ...急げ!
何か落ちている可能性もある。
タカシ「その時にいた個室は...ここです!」
一番端っこの個室...!?
なるほどな...。
一番端っこの個室には...窓がある!
ここから出て行ったのか!!!
タカシ「鍵がかかってます!」
くそ....まぁ、想定範囲内だ!
勢いよくドアをける。
そうすると、ドアは大きな音を出し
バキバキに壊れた。
一変「何だ....これ!?」
洋式トイレはフタがしてあった。
そして、フタの上に...。
封筒が置いてあった。
見覚えのある封筒だ。
あの時...あの時の。
ダ・カーポの時と同じ...!!!
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