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2040年6月2日9:47 午前
勝利を確信し、上を見た。
屋上があった。
人がいた。
銃があった。
青ざめた。
西田「いるねぇwww」
ドガンと大きな音をたて、SATのアーマーを突き破った。
[何!?]
まずい...屋上に一人。
一変「屋上にいる!気を付けろ!」
[了解。]
俺たちは、ほかの場所へ行こう。
多分、ここに鈴木、神谷、一山、広瀬はいない。
一変「いくぞ、二人。」
2040年6月2日9:51 午前
しかし...どこにいるというんだ。
やっぱり、あのホテルにいたのかな。
いや、そんなバカじゃないだろう。
[一名確保、一山の居場所確認。]
無線が鳴った。
一変「どこだ!?」
[携帯で送る。]
携帯に通知が来た。
画像だ。
なんだ、これが居場所か?
=====
タイムズ港区立麻布十番公共駐車場
=====
駐車場...?
なんで駐車場なんだ?
もっと、いいところあっただろう。
戸塚「そこへ向かえばいいんでしょ?」
そういうと、戸塚は俺と五十嵐を乗せて車を飛ばした。
時速70km、バリバリ道路交通法違反だ。
だが、緊急事だ。いいだろう。
これは、異動かな。
2040年6月2日10:32 午前
駐車場へ着いた。
いた...。
一変「こんな静かな戦争、初めてだよ。」
そう言うと、鈴木が動いた。
鈴木「たしかに、そうかもね。」
笑いながら、明るく発言し返した。
戸塚「ここにいるのは、あなた達だけですか?」
神谷「それしかねぇだろ。」
ここにいるのは4人。
鈴木、神谷、広瀬、一山。
鈴木「酒井君とかは、ホテルに置いてきたよ。」
鈴木「ここへ来たということは、だれか捕まったのかな?」
焦りを感じない話し方。
鼻につく男だ。
タカシ「電話の男は、鈴木さん、あなたですか?」
鈴木「電話の男...?あぁ、そうだよ。」
お前だったのか...!
なんなんだよ、それじゃぁ仮面の男は?
一変「仮面の男は?」
2040年6月2日10:37 午前
鈴木「あー、広瀬君だね。」
なんだ...と!?
あの仮面の男は広瀬だったのか!?
まじかよ...。
鈴木「まぁ、仕事は少なかったけど、いい役だったね。」
ふざけるな...!!!
一変「射撃準備。」
鈴木「無駄だよ?アーマーを黒田工場から奪ったからね。」
そんなことは、知っている。
わかりきったことをほざくな。
タカシ「じゃぁ、試してみましょうか。」
鈴木「いいネ...!」
言い切る前に、ピストルを胸に打ち込んだ。
すると、弾丸は胸に当たると砕けちった。
鈴木「これは発砲...。」
一変「んなことは知っている。」
でもこれは...かなりまずい状況だな。
多分、みんな死ぬ...!!!
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