結婚の申し込み
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結婚の申し込み
「娘さんを僕に下さい」彼女の父親に結婚の許しを請う。お父さんは「そう簡単に許せるわけが」と言いかけ黙る。平伏する僕はそうっとお父さんを見た。 しめしめ、僕自慢の尻尾を目で追っている。 お父さんは大の犬好きで、僕はポメラニアンの獣人。 彼女に今朝たっぷりブラッシングしてもらったからなぁ。
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