加速するヤキモチ 〜side拓〜※

5/6
前へ
/165ページ
次へ
着ている服も脱がせて、身体中を愛でていく。そして、ふわふわと柔らかい胸を揉みしだく。 相変わらず、声が漏れないように手で口を押さえているが、体は時折反応していて気持ち良いことが伝わってくる。 既に濡れている蜜口を撫で、さらに指をぐっと押し込むと、美月は背中を弓なりにしならせた。 そうだ、今日はお仕置きなのだから、いつも以上のことをしないと。 一度指を抜いて、美月の足をグイッと押し広げる。溢れた蜜を吸い上げようと顔を近づけると、小さな悲鳴と共に訴えてきた。 「だ、だめ、まだお風呂入ってないし……お願いだから… あぁんっ!」 「ん、美味しい」 「絶対おいしくなんかないよぉ……」 涙目になりながらこちらを見ているが、美月の体は正直だ。何度も吸い付いた後、口だけでなく指でも同時に攻め立てた。 美月の乱れた姿にずっと興奮していたが、俺自身、もうどうにも我慢できなくなっていた。 「美月、挿入()れるぞ」 「え、だめ、おかしくなっちゃう…あぁぁっ!」 「美月、うつ伏せになって」 美月は元々酔っていたが、行為に夢中で亮のことも忘れたのだろう。突然、積極的に甘え始めた。 「いつもより奥に入って気持ちいい……。拓さん、もっと」 「あぁ、お望み通りに」 「ハァッ……あぁっ、あっ……そこっ…きもち、いいのっ」 美月の可愛い喘ぎ声を聞きながら、ひたすら攻めていく。今も、これからも、美月の乱れた姿は俺だけが独り占めしたい。 何度も激しく腰を動かしながら、律動を刻んだ。 「ねぇ、拓さん、キスして?」 そう言われて美月を仰向けに戻す。美月の口内に舌を捩じ込み、交わらせながら、下は激しい抽送を繰り返した。
/165ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6592人が本棚に入れています
本棚に追加