今夜も甘いひとときを ※

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いつもベッドの上では拓さんにグイグイ攻められてばかりだけど、私だってたまには拓さんに攻めてみたい。 「胸の所はどうなってるの? 上の部分だけレースがついてる?」 「はい、オープンバストで、全部レースがついてるわけじゃっ ひゃっ」 「脱がせなくても、こうやって美月の乳首が直接触れちゃう訳だ?」 「んっ やぁっ……」 指で摘んだり吸い付いたりされながら、いつの前にかベッドの上で押し倒されていた。 「お腹周りはレース? 透けてて凄く綺麗。この紐は取れるの?」 「んっ 真ん中の紐はほどけます……」 お腹周りにも唇を落としながら、くまなく愛撫されていく。そのまま下に行くと思ったら、突然「後ろ向いて?」と言って体をくるっと回転させられた。 「背中側はどうなってるの? 背中もお尻も、ほとんど布がないな……美月はこんなにやらしい子だったの? 俺が知らない美月、まだ隠してた?」 「やらしいって……拓さんに染められたんだもん……」 背中から「ちゅっちゅっ」と拓さんがキスしていく。 拓さんの体に覆われたと思ったら、突然耳を甘噛みされて「ぁんっ」と声が漏れてしまった。 背を向けているので、次にどこを愛撫されるのか分からない。背中から腰、お尻、足と全身に唇を落とされた。 後ろ側も全身くまなく愛撫されたところで、くるっと前向きに戻される。 「で、ここは? どうなってるの?」 「ここは……オープンクロッチになってて……あっ」 答えを聞く前に、既に蜜口に顔を埋めていた拓さんは、ちゅっと吸い付いた。ビクンッと体が反応してしまう。
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