今夜も甘いひとときを ※

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耳元で「ドレスを脱いだら、こんなにエッチだなんてビックリした」と囁かれて、ビクンッと体が反応してしまった。 全身、性感帯にでもなってそうだ。 窓の近くに立たされて、窓に手をつくよう促される。拓さんはベルトを外して、早速ゴムをつけていた。 「せっかくの夜景も楽しまないと」 「え、ここでするの!? 外から見えない?」 「36階だから大丈夫。さっき少し暗くしておいたし、外からは見えないようになってるから。ほら、美月、外見てごらん?」 「え……わぁ、本当だ!綺麗〜!」 少し部屋を暗くしたから、外の明かりがイルミネーションのように綺麗に輝いて見える。 「すごい……ふぁっ?!」 突然グイッと腰を持ち上げられて、ズンッと拓さんの屹立が押し込まれた。 「ハァッ……すごい、おく、きもちいっ…」 「美月のなかキツい……締め付けられて、もってかれそう……」 それでも構わず、拓さんは腰を振り抽挿を繰り返す。 「夜景というより、美月のとろけた顔と体がよく見えるな」 「んっ……はずかしいっ……」 突然拓さんがピタッと動きを止めたので、何だろう?と振り向いた。 「ハァッ……拓さん、どうしたの?」 「ちょっと身長差あるから、美月がその姿勢だとキツいかなと思って。こっちおいで」 拓さんがスルリと抜いて、ソファの方に誘導する。ソファに座ったと思ったら、「美月、ここ乗って」と膝の上を指差された。 拓さんと向かい合わせになるように跨ると、「美月が好きなように動いて?」と言われて、急に恥ずかしくなってきた……。
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