今夜も甘いひとときを ※

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サイドテーブルにあったペットボトルの水を口に含むと、口移しで少しずつ流し込んできた。下は繋がったままで、全然休憩になっていない。 「これじゃ休憩にならないよ」 「この状況でお預けは無理。それに、美月が出来ることなら何でもしてくれるって、言った」 ニヤリと笑う拓さん。 再びキスをしながら、拓さんは激しく腰を振り続けた。何度も繰り返すうちに、2人とも高みに上り詰めていく。 「ハァッ……また、イキそう……んっ……」 「俺も……美月、一緒にイこう……クッ!!」 「あぁっ!」 拓さんの熱が吐き出されていく。汗だくになった身体を交わらせ、その熱を受け止めた。 あぁ、早く直接受け止めたいな…なんて思ってしまう。 「拓さん、私もう3回もイっちゃった……今度こそ休憩しよう?」 「あぁ、俺も流石に……美月、そのランジェリー、一旦脱いだら?」 「はい、そうします」 脱いで横になると、拓さんが後ろから抱きしめるようにして横になった。10分くらいしてウトウトしていると、拓さんはまた、やわやわと胸を揉み始めている。 「拓さん……?」 「ん、美月はもうちょっと休んでていいよ」 あぁ、もう拓さんスイッチ入っちゃった。 そして、ついに心の声が口をついて出てしまった。 「もう〜〜やっぱり絶倫〜〜!!!」 甘い時間は、ひととき、ではなく明け方まで続いていったーー。 ***
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