2人の時間 ※

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拓さんに立たされ、くるりと回転させられた私は「なに?!」と戸惑っていると、拓さんの大きくなったモノが蜜口にあてがわれていることに気がついた。 というか、いつの間にゴムつけたの?! 「え、ここで!?」 「煽った美月が悪い」 「うそ、ぁあんっ!!」 突然後ろからズンッッと奥を突かれて、視界がチカチカしてしまう。 体を洗いながら優しく愛撫されていたから、もう中はトロトロになっていた。私の体は拓さんを難なく受け入れていく。 何度も抽送を繰り返されて、立っているのもやっとになってきた。 「あっ…あっ……ん〜っ……きもちい、いぃ」 「あぁ、俺もっ……美月、こっち向いて」 顔だけ振り返ると拓さんにキスをされて、舌を交わらせながら何度も後ろから突かれていく。 「ハァッ……美月の中、しっかり俺の形を覚えさせないとな」 吐息混じりに耳元で言われた瞬間、ゾクゾクッという感覚と共に、中がきゅぅぅと締まっていった。 「あぁぁっ……!」 「……っ、美月、締め過ぎ……俺も出そう……くっ」 膣内で形を覚えるように締め付けていたら、激しく拓さんに突き上げられた。あっという間に2人で果ててしまった。 「……拓さんのエッチ。また体洗わないといけないじゃない」 「ごめん、美月が可愛くてつい」 そう言うと、瞼の上にちゅっとキスをしてきた。機嫌良く鼻歌を歌ってて、全然『ごめん』と思ってない気がする。 それに『お風呂は疲れを取る場所』って言っていたのに、さらに疲れることをしているという…。 気を取り直して体を洗い流し、今度こそ湯船に浸かった。 「2人で暮らすってなったら、もう少し広い所の方がいいかな。今でも割と広い方だけど」 「はい、今でも充分なんですけど、もう一部屋あってもいいかもですね」 「今度、一緒に内見に行こうか。あと、食器とか家具とか、必要なものを買い足そう。一緒に住むってなったら、美月のご両親に挨拶にも行った方が良いよな。やることがいっぱいだ」
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