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潤平は車で自宅まで送ってくれたが車中では終始無言で煙草を吸っていた。
アイも話す気になれなかった。
家に着くと“おつかれさま”とだけ言って潤平は去った。
アイはバイトのシフトを増やした。
時間ができるとすぐ全部悪い方に考える癖がついていたから忙しくして邪念を払いたかった。
潤平はたまに店に来たがアイに話しかけることはもうなかった。
アイも仕事上の接客以外関わらないようにした。
アイの初恋はこうして終わった。
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