プロローグ 転移と追放,そして復讐。

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プロローグ 転移と追放,そして復讐。

いつものようにつまらない変わらない風景。 体育の授業では皆サボり、いじめ、話を聞かない、、、とってもやばいクラス、、、 いつも通り学校へ来て、いつも通り授業を受け、いつも通り帰る、、、はずだった。 「あ?なんだこれ?」 突如、1人の男の子がそんなことを言った。 僕も釣られて下を見る。 黄色く光る魔法陣。 僕は思った。 退屈が終わる。最高の時間が始まるのだと! そうして僕の意識は暗転した。 そして次の瞬間。 目を開けるとそこにはーーー ただ真っ白な空間が続いていた。 どこまでも白く、黒も他の色も全くないただ真っ白な世界。 そこに私たち30名とある1人の女の人がいた。 女は口を開け僕らにこう言った。 「貴方達は勇者に選ばれました!」と。 、、、これはあれだ。 異世界転移ってやつだ。 そのテンプレな発言に僕はそう感じた。 みんながあるプレートをもらって女神の説明通り「ステータスオープン」と唱える。 それぞれみんなのを見て笑ったりしている。 「まぁ!貴方は勇者様なのですか!こちらへ来てください!」 そう女神が言うと女神のところに1人の男子が来た。 浅木光、、、名前からもわかる通り生粋の陽キャだ。 「まぁ!剣聖、賢者、聖女、神子、女勇者、聖騎士がいるなんて!今回はもしかしたら最短で討伐しそうですね!」 (おぉ、、、なんと、、、僕は魔使か、、、マシってか?) 全く話を聞いておらず。 「おや?魔使ですか、、、かつていましたが、、、無能でしたね!なので、、、そうですね、、、追放しますか!」 女神が隣に来ていて、僕に触れた瞬間すぐに転移させられた。その場所はーーー荒れていて、ヤバそうな魔物がちらほらおり、、、 「あー、、、連載終了ってか?」 僕は苦笑いを浮かべて後退るが、、、後ろに何かあると思い振り返ると、、、人型豚筋肉、、、いわゆるオークが僕を見ており、、、 『GAOOOOOooooooooo!』 と叫び、僕を喰おうとしてきた。 「、、、嫌だね、死にたくない!」 そう呟くと同時に全力で後ろに走り出す。周りにいろんな敵がいるがとりあえず何もいないところまで突っ走る!そう考えて走り続けるのだった。 数時間後。 走ったり歩いたりを繰り返して疲れた僕は荒れているこの世界で唯一の穴を見つけ、そこで隠れているのだが、、、 「全く抜け出せないし、、、」 周りにモンスターが沢山おり、いまだにそこから逃げ出さないでいた。 「このままじゃ餓死だな、、、とりあえずステータス確認すら出来てないし、今のうちに、、、 『ステータスオープン』」 そう唱えると液晶場面のようなのが出てきて ーーーーーーーーーー 名前 スイトウ エイヤ 歳 15歳 職業 魔使 種族 人族 ユニークスキル 絶対テイム 魔術創造 スキル 詠唱破棄 言語理解 剣術 level 2 HP150/200 MP1000/1000 筋力160 武力2000 器用500 俊敏900 耐久750 幸運7777 神聖8000 称号 イレギュラー 人? 装備 制服 筆箱 ーーーーーーーーーー 「まさかの強さ、、、でもここまでの強さなら、、、クズ女神、、、待ってやがれ、、、その首から、、、いや、全て存在ごとぶっ殺してやんよ、、、」 そして、この瞬間、僕の生きる目標はあのクソ女神を殺すことに決まった。 「とりあえずここから出ないたな、、、」 荒れた荒野のような周りを見渡して、唯一森のあるところへ向かっているが、、、 ーーーグロォオォォァ ーーーガァぉぉぉぉ! ーーーグジャァァァ!! 周りの敵が多くなって、尚且つどんどん強くなっていっているように見えた。 「全く、、、嫌になっちゃうけど、、、ここ通り越したら少しは楽になるよね、、、とりあえず、、、ここら辺で、、、レベルアップしよう。」 すると同時に後ろにコカトリス、、、石化の魔獣がこちらを見ているが、、もしかして、、、やばい? そう思った瞬間左脚が石化した。 「ツッ!」 思わず右脚で離れたが、、、コカトリスは俺に付いてきた。 「B級がテンプレなコカトリス、、、でもな?俺は意外にも強いからさ、、、倒せちゃうんだよ。」 怖いという思いを振り切って手を前に出す。 魔使。名前から見て基本属性、、、まあ何か知らないけどなんかは出るだろ。 「なんでもいいから放たれろ!火魔法!フレアサイクロン!!」 その言葉と同時にありったけの魔力を注ぎ込んで放つ。 それはとても速く、コカトリスに向かって放たれ、そしてーーーその頭を貫いた。 「よっし!やっと一体倒せーーー」 それに喜んでいるところを後ろから斬られた。 痛い。辛い。やっとコカトリスを倒せたのにこんな終わりなんて、、、 「こんな、、、ところで、、、復讐、、、が、、、終われ、、、るわけ、、、ねぇ、、、だろ」 そうして重い身体を動かし、後ろを見ると、、、 「ガル、、、ガブ、、、アガ、、、」 骸骨の侍、、、否、すぐさま魔使による鑑定結果が返ってきた。 ーーーーーーーーーー 名前 骸骨天王剣士 レベル85 ランクS スキル 聖剣技 勇気の剣 鎧ノ武者 HP150000/200000 MP10000/100000 筋力1600 武力200 器用5 俊敏90 耐久170 幸運85 神聖100 称号 魔の王 装備 ミスリル剣 ーーーーーーーーーー 「こんな、、、の、、、化、、、け物、、、、じゃね、、、ん?、、、待て、、、よ。俺は、、、魔使、、、なら、、、ステータスは、、、 賭けるか、、、俺の運に」 そしてなんとか立ち上がり、震えながらも俺は手を前に出す。そしてその言葉を唱える。 一か八かのギャンブルで! 「絶対、、、テイム」 それと同時にその骸骨のステータスが変化した。 ーーーーーーーーーー 名前 骸骨天王剣聖 レベル102(限界突破) 性別 女 ランクSSS 状態 絶対テイム スキル 聖剣技 勇気の剣 聖魔法 星ノ神 剣神 魔力操作 魔力感知 人化 傲慢ノ神 HP150000000000/200000000000 MP9999999/99999999 筋力160000 武力2,000,000 器用5000 俊敏900,000,000 耐久170,000 幸運850000 神聖100,000,000 称号 剣聖 大罪の王 世界の王 永久美女 装備  聖剣 アズーイル 聖服 ーーーーーーーーーー 「大、、、成功、、、だ、、、ぜ」 そして俺の意識は暗転する。 そして次に俺が目を開けるとーーー 「大丈夫、、、ですか?我が主人」 あらまびっくり、めちゃくちゃな美女がいた。 俺の旅は完全に勝ち組だった。最初の最初は除き。
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