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2話 イケメン 最強勇者 let's creating!前編
突然だが質問だ。
目の前にイケメンゾンビがいたらどうしますか?
僕ならーーー
「剣術スキル発動!剣技 ⚪︎天!」
アニメで覚えた必殺技で潰します。
徹底的に、、、
何故こうなったか、、、少し時を戻して三時間前。
僕らはコカトリスやオーク、オーガに見つからないように隠密に行動していた。
「それにしてもだよ朝奈。君剣聖の称号あるけどさ、アンデットじゃん?矛盾してない?」
「エイヤ様、、、ドラゴンなのにスライムっていう者もいますが?」
「いやまだそれは前例をアニメで見たような気がするからいいんだ。そこは問題じゃない、、、、、、いや似たようなやついたな、、、ごめん、愚問だった」
「別に大丈夫でございます」
「硬いんだよ朝ちゃんは!テオのようにもっと明るく柔らかくしなきゃ!」
「いやごめん、明るすぎると僕インキャだから話せなくなる。まだ朝奈の方が話しやすい」
「だそうですよ?テオ。もう少し落ち着いては?」
「そ、そんなぁ!エイヤ様!もっと私にも優しくしてくださいよ!」
彼女?たちと会ってまだ短いけど意外とこの生活も悪くないと思える。
でもね、、、
「うるさすぎるんだよ、、、見つかったらどうすr」
その言葉は最後まで続かず、爆音によって遮られた。
「は?今のなんだよ!化け物でもまた現れたのか?と、とりあえずこの場から逃げy」
また爆音によって遮られたが次は僕の目の前に現れた。
「こ、これは、、、【鑑定】!」
嫌な予感がして、すぐさま魔使による鑑定をする。
「これは、、、かつてないほどの不運だな、、、」
ーーーーーーーーーー
名前 ソウルイーター
レベル99
ランクA
スキル 魂食い 火炎魔法 テイム無効
HP150000/180000
MP1000/1000
筋力160000
武力565
器用5000
俊敏99,999,999
耐久170000
幸運851
神聖0
称号 死ノ支配者
装備
死人の頭
ーーーーーーーーーー
「、、、趣味の悪そうな犬め、、、テオと朝奈は消えるし、、、どいつもこいつも、、、あぁ、、、本当に、、、イライラする、、、」
(そうは言っても勝ち目はない、、、ならどうする?どうしたら、、、今のレベルは4。5まで少し、、、そして今目の前のやつを倒すのに必要なのは、、、圧倒的な力、、、だが僕にそんな力はない、、、ならどうすれば、、、)
思考すること5秒。ソウルイーターはこの時も動いており俺も紙一重でかわしていく。
どんな強い攻撃も当たらなければなんとやら、、、そんなことを思いつつもここに来て問題が出てきた。
「、、、どうしよう、、、打開策がない、、、ん?ソウルイーターのうしろにいるのつ後ろにいるのって、、、コカトリス?、、、、、、ソウルイーター、、、今からお前を倒してやる、、、賭けるぜ!俺の運に!」
すぐに踵を返し、ソウルイーターに向かって真正面に走りだす。
困惑するソウルイーターは直感で危機を感じ爪で攻撃してくる。
だがそれはこの戦いで何度も見た。それを避けれないわけがない。フェイントをかますと同時にソウルイーターの真下を潜り抜ける。
そしてそこにいたのは僕の最初の敵にして俺の経験値。
「さぁ、一か八かのギャンブルだ!賭けようぜ!ソウルイーター!俺とお前の幸運か不運かの決着を!」
コカトリスに向けて火魔法 フレアサイクロンを放つ。それはlevel一の頃とは違い強く一撃でコカトリスは葬られる。
そしてそれと同時に声が響く。
《エイヤ様のlevelが5に上がりました。よって魔使限定『神様ボーナス』を与えます!与えられるのはーーー『魔人創造』!!おめでとうございます!では、これからも生き残ってください!》
「さて、、、賭けは俺の勝ちのようだな、、、さぁ、本当の決着をつけようか!俺とお前の!なぁ!ソウルイーター!!」
「グルゥゥゥ、、、ガゥァ!」
そして僕、エイヤとソウルイーターの最終ラウンドが始まった。
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