私の周りは音痴の人だらけ!って思ってたら実は私が超絶音痴だった!?

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「分かった。加工なんかしてないって証明してあげる。一緒に行くよ」  私が答えると、舞美は喜びながらみんなを呼びに行った。 ◆ 「あ〜、85.745点か〜」  ユカは、ガックリとうなだれている。音痴にしては、高い点数だと思うけど。  続いてチカが、85.750点。 「わーい、ユカに勝った!」  何を喜んでいるのだろう。ほんの僅かの差で勝った気でいるチカが滑稽に見えた。そしてガチで落ち込むユカ。何この双子。 「次は私だね!」  舞美が意気揚々と立ち上がり、マイクを持った。
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