目覚まし時計
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「ダメだ、私の手に負えない」 翌朝、マミコは人形を骨董品店に返しに行くことを決意した。 事情を話して、丁寧に謝罪とお礼をして、引き取ってもらおう。 店主は人形の歌を聴いたことがないと言っていた。 そりゃあ、そうだろう。 あの店が夜中まで営業していると思えない。 日付が変わると同時に歌い出すから、聴いたことがなかったのだ。
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