曰くつき六つ子の日常円舞曲の、こそッと話〈スター不要〉

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こちらは、別サイトで投稿した一口妄想話しになります。 〈ちょっとした未来話しです。苦手な方はUターンへ〉 *** 都内にて。 風羅は妊娠が分かったとしても、同棲中の魔物である彼氏くん(人間に変化中)には、直ぐに話さない。 その前に、相手に負担かけたくなくて置き手紙を置いて実家に帰省すると思う。 人間嫌いの彼氏パパから許可を貰うまでは、別居が良いと判断した為。 風羅は実家に帰って、在宅ワークしながら日常を送る中。 彼氏くんは離れたくなくて、連れ戻そうと彼女の実家に足を運ぶ。 だが、敷地外の塀に貼られてた〈魔封鎖〉札によって足止めされる。 (神聖系の一族である厄除師の気の一つ〈纏〉を注いだ〈魔封鎖〉という札) それでも、一緒に居たいから毎日通う。 彼氏パパが、これから先二人の仲を認めてくれないんだったら。最悪、シングルになっても仕方ないと考えている風羅。 そんな考えつつ。今仕事の一つである在宅ワークで更に稼いで、養育費を貯めないと思い勤務時間を増やす。 そして、 実家内で風羅以外、料理できる人いないので……。 なつりちゃん、弁天、耀さんが時間できた時に手伝いに来てくれている。 耀さんは、料理ができないスーパー仕事人間の為。耀さん彼氏の手作りを持参して掃除の手伝いをしている。 耀さんが実家に来てくれていることを知った小説家 宇宙。(タイム・トラベラーにて) 普段は、部屋に篭って執筆作業をしているが 〈主に、現代ファンタジー、ミステリー。最近は、風羅の彼氏の友人用に執筆した嫌がらせ用BL本→商業出版化になった為) 耀さんがいる間は、ちょっかい出して口説く。 だが、彼女には通じず。 「アンタ、私に何をしたいの?とりあえず、私は妊娠中の風羅ちゃんの手伝いに来たの。お腹空いてるなら私の彼氏が作った肉じゃがを食べて良いわよ!美味しいから」 と最後満面な笑みで言われ、撃沈。 次は、どうしようかと策を練ろうと自室に戻る。 これを毎回繰り返している、次男坊。 因みに、弁天となつりちゃんは〈料理できる組〉なので普通に料理のお手伝いしている。 一方。 なつりちゃんは、身勝手な彼氏くんの事を許せなくて。〈子供できたにも関わらず、手助けしないから〉 ほぼ毎回、MY包丁を研きながら、【どう始末しようか思考を巡らせている】。 〈この時のなつりちゃんは、風羅の彼氏が毎日連れ戻し実家に来ていることは知らないまま〉 弁天は、職業バーテンダーの為。 お客として来ている風羅の彼氏くんから毎回相談をされているので、この件は知っている。 【そして、神龍時家の敷地外に魔封鎖の札を貼った人物も知っている】
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