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ー帰りのチャイムが鳴る。
勇佑は支度をしながら、
「…今日の料金はあるね。
バイトしたかいがあったよ。
ふふっ・・・」と企んだ笑いをする。
2-Hに行く。
すると霧谷が音楽の練習をしていた。
そーっと後ろに近づき、
「ばあっ!!」という。
すると霧谷はびっくりしたようで、
「お前っ、びっくりした・・・」
と過呼吸になりながら勇佑の方を見る。
勇佑は笑顔になりながら
「えへへ、ごめん、
で、唐突に思えるかもだけど、
料金。12800円だよね?」と霧谷に聞く。
すると霧谷は
「…はぁ、そういうことかよ。」と
ため息をつきながらスマホをいじる。
そして誰かに電話をし、
「ータクシー、よろしく。」という。
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