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Prologue
世の中の理として、力の強い者が上に立つ。
それは善でも悪でも関係ない。
それは力で己を正当化させるからだ。
何を咎められる事もなく、社会の内側に君臨すれば、例えそれが弱者を陥れるような存在でも法は歪にねじ曲げられてゆく。
だから、正しさを証明したいのならば……
力を持たなければならない。
大なり小なり悪がはびこるこの東京で、警察は取り締まる側の人員不足を考慮して新たな案を出した。
成人した者の即戦力としての警察への就職。
つまり18歳になれば、取締まる側に勤めることができ、世の中のために悪と戦える。
これは……
日夜、世のために己の正義をもって立ち上がる者たちの。
絆の物語。
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