〇〇について想いを馳せる

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〇〇について想いを馳せる

最近、ウォーキングにハマっている。 体重が100㌔近くあり、ウエストも100㌢ほど。 いい加減に痩せないとな、ということで近くに大きい川が流れてるのでそこをウォーキングすることにした。 なぜ、ランニングではないのか。 これにちゃんとした理由がある。 そもそも私、想びと。(そびと)は100㌔まで太れるようなとても面倒くさがりな人間であるのだ。そこまで堕落した人間がいきなりランニングなんてしようものなら… ①ランニングした翌日に筋肉痛 ②「今日はやめとくか…」と言い訳 ③一緒に住んでいる母が私のダイエットに乗り気で「あれ?今日は走らないの?」とかルンルンで言ってくる(私は自分よりやる気がある人を見ると一気にやる気をなくしてしまうのだ) ④いつからランニングをしていたと錯覚していた? とまあこんな感じで卍解の境地に至る。 というか、これはもはや経験談である。 な・の・で! ウォーキングである!ぼちぼちしんどいけども、筋肉痛になるほどでもないし、それでいて満足感がある。そして、わざわざランニングする時みたく、着替える必要もない。 チョコザップよろしく、私服でも構わないのだ。(本当は正しいウォーキング用の服があるとかそんな専門的な話はしたくない。ウォーキングが素晴らしく思うという点では仲間なのだから、仲良くしよう。) そんなこんなでウォーキングをしているわけだが、川沿いを歩いていると色んな発見があったり、色んなことを考えたりするのである。 「あの川の真ん中に石が6段ぐらい積まれているけども誰が置いたのか」 別に誰かが、川の真ん中に入って置いたのは間違いないし、それ以上でもそれ以下でもないのだが、自然の中に不意にある人工物(人の手で置かれているもの)に私は魅力を感じるのだと気づいた。 そこに何気ないストーリーがあるのではないか?と妄想を膨らませるのも好きだったようだ。 そんなくだらないことを考えるくだらない時間が私は大好きである。 別にこれから私の妄想談に付き合ってほしいわけではない。 ただなんとなく今を忙しなく生きる人たちに、あのウォーキング中に感じるゆっくりとした時間を共有できればいいなと思っただけだ。 さてと… 明日の私は何に想いを馳せるのか。
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