♯3

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♯3

どこまで行くの? インナはルークに言った。 あの美術室だ。この時間は誰もいない。 美術室に着くと、2人はあの話をする。 君は超能力を信じるの? インナが言った。 んーどうだろ? 確証はない。でも昔からそういう話は好き。みんな笑ってただろう? 俺もその立場だ。だけど、話自体は好き。だから君をここに連れてきた。 信じないってことね、なら見せてあげる。 インナは眼を瞑り、話した。 君はアナウンスで、呼ばれる。2分後に。 ルークは時計を見る。嘘だとおもい、時計を見ながら時間を待った。2分後、ルークは話した。 なにもないじゃないか…… 。 そう言った時、アナウンスが鳴った。 「ルーク・ジンサー、今すぐ職員室ガルナー先生の所まで来なさい」 そう聴こえた。 あれ? 本当に呼ばれた。 早く行ったほうがいいよ。 と、微笑むインナ。 話はそれからよ。 そうインナは言った。
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