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「わかった。じゃあ、明日から各教科のプリントを持って帰って、響が試験を受けれると判断したらしてみて、今までのテストの範囲を短期間でするようになるが、いいか?昴。」
「俺は構いません。1年の留年も仕方ないと思っていますから・・・」
「まぁ、それは、こいつが、させないだろうがな」
俺をニヤニヤしながら見てた。
それから、毎日、学校でもらい、すでにコンビニだけのアルバイトだから、学校帰り先に勉強に行ってコンビニに送って倉庫の生活だ。
親父さんはバイトせず、復学をと言ったけど、おこずかいは自分で稼ぎたいと柚が言ったからで・・・。
「お邪魔します」
「いらっしゃい。毎日、悪いな」
「いえ」
リビングで勉強を始めた。
あの日から親父さんは、酒を飲まなかった。
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