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「俺と柚が出会ったのも、コンビニの初仕事の日でした。
倉庫からコンビニに行く途中で、慌てて走って来るのが柚でした。
目の前で転んで、倉庫で治療して、コンビニに戻り遅刻の理由を伝えたんですよ。
それから、足も怪我してたんで、夜道もあり、迎えに行って家まで送りました。
でも気になり、夜中に戻り、朝早く出かける柚に声をかけ、バイトの時間など訊いたんです。
何個も掛け持ちしてて、正直、身体が心配でした。
そしてお父さんの暴力もです。あっ、すみません」
謝ってから話を続けた。お父さんは俺の話しを聞いてれてた。
「そして学校の事は十也さんに訊いて、告白して姫として正式に面子達に報告しました。
俺だけでは限界があるからです。仲間もそれまでも守ってくれて・・・
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