復学の手続き

2/24
前へ
/24ページ
次へ
「十也さん、彼女なんですが、父親も通うように言ったそうなんですよ。 それで、どう手続きすれば良いですか?」 「響、家を知ってるよな」 「はい」 「明日、夕方、家に案内してくれ。 確かめたい事もあるからな」 「わかりました」 「まだ、彼女には内緒な」 頷いたので、『じゃあ、明日な』と伝えると出て行った。 校長を呼び、復学に関する為の手続きに必要な資料、学力テストの為の各教科の課題などを用意させた。 ・・・翌日の夕方、龍王の倉庫に向かい、響と向かった。 家は間違いないようだ。 ピンポーンとチャイムを鳴らし待った。
/24ページ

最初のコメントを投稿しよう!

8人が本棚に入れています
本棚に追加