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それから、数日後、響君に案内してもらい、久しぶりに元嫁と美月の住んでる部屋の近くに来た。
柚も知らないようで、そっと車から見た。
美月は友達らしい子と出かけるところで・・・。
『いってらっしゃい』
『ママ、行ってきまーす』
元気そうで良かった。
「アパートも新しいんだな」
「そうですね。1年くらい前に、出来たとこですね」
「お父さん、美月、楽しそうだったね」
「あぁ」
しばらく見ていると、元嫁も出て来て車に乗った。
後を追うと、ママ友らしき人とランチのようだ。
柚を見ると苦しそうな顔だ。
だから『帰ろうか』と告げると、響君は『出せ』と合図し、家へと向かった。
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