復学の手続き

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『はい』と出て来たのは・・・ 「よう、昴。もう怪我はいいのか?」 「十也さん、お久しぶりです。どうして」 「あっ、俺は、娘さんの復学の手続きに来たんだ。上がっていいか?」 「はい、どうぞ」 響を連れて、上がらせてもらった。 足は、まだ引きずって歩いている。 「柚、ちょっと、来い」 彼女はキッチンにいる。 嫁は、いないのか? 「あっ、響君」 「知り合いなのか・・・柚?」 こいつは、まだ知らないようだな。
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