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ベッドの中、隆也の息遣いが荒れている。 隆也と体を重ねるのは嫌いではないけど、少し乱暴で自分勝手な部分が多い。  「紗綾、いきそう」と苦しそうに呟く。 水が弾けるような湿っぽい音が部屋の中に響く。 隆也は行為の時は電気を消さない。 「消して?」とお願いしても、「恥ずかしいの?」と聞かれる。何度交わしたか分からない言葉。 聞くのも面倒になり、次第に電気をつけたままで行為をするのに慣れてきた。 隆也が本能剥き出しに腰を振る。 私は雰囲気を上げるために、シーツを掴む。 「だめだ、いく…っ」と隆也が果てた。 ふーっと隆也が息を整える。 「紗綾」とティッシュで陰部を掃除しながら、もう片方の手で私の頭を撫でる。
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