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「気持ちよかった。大好きだよ。」
「私も大好きだよ」と隆也に伝える。
お互いの呼吸が整ったら、服を着て体を密着させて夢の中に引き込まれていく。
私はいつも果てることができないまま、不完全に終わってしまう。
隆也が寝たのを確認して、くるりと寝返りを打ち隆也に背中を向ける。
手を先程の湿っている部分に触れて、さらに指を入れていく。
余韻でまだ体は湿っている。
「んっ」と奥へ奥へ指を入れていく。
「綾兄、、」と呟きかけ、手を止める。
今、綾兄を考えながら果てようとした。
いつもなら何も考えないのに、無意識に考えてしまった。
でも、妄想は自由だ。
声を漏らさないように綾兄のことを考える。
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