40話 FOUR SEASON……春夏秋冬の中の君

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季節を感じる様に 僕は君を感じて 柔らかい優しさの様 淡い色を残し 陽は包み込む様に 大地さえ包みあぐ 激しく高ぶる勇気の様に 柵越えて来る日々 陽は凛と逞しく 大地まで降り注ぐ 少し淋しげな信じる様を 色づく頬で感じ取り 陽の忘れそうな激しさの後 大地は紅く染まる そして白く包まれる様 流る肌切る風に 陽の光さえ痛みを伴い 大地は散り耐え忍ぶ 今日の終わりはどこを指す 閉ざされても あの陽射しの 柔らかさ 力強く 信じること 耐え忍ぶことさえ 君を感じる時 季節の中の君 道程の 季節の中の君と 共に
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