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『はい』と返事した。
「親から子へのメッセージタイムだな」
あ行から始まった。
最後はやはり俺なんだ。
「えーと、急で、思いつきませんが・・・」
と親父が話し出した。
「皆さん卒業、おめでとう。
私もこの学校を卒業しました。
昔は龍王の生徒も他のクラスにばらけていて、別室というか、空き部屋にたむろっているという感じでした。
ご存知のように私は、こんな身体になり、当時、総長してた14代目に随分助けてもらいました。
俺は龍王に入ってはなかったけど、倉庫に出入りしてました。
その場所で、俺の兄貴が13代目、甥っ子、そして響がトップをしてきました。
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