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「柚、響君に話したのか？」
「うん、今日、泊まるんだ」
「週末じゃないけど・・・構わないよ
気にしないで泊っていいんだからな」
３人で夕食、風呂に入り、それぞれの部屋に向かった。
「俺さぁ、お父さんから鍵貰ったけど、いつも、３０分くらいは残業して帰ってるんだ。
誰もいないのに入りにくくて・・・。
それに、まりかねぇさんは、子供もいるし、週末に式が無い日は休んでもらうようにしてるから、柚には淋しい思いさせてると思う。
バイトしないでもいいから、事務所にいてくれてもいいんだが、コンビニの時間に送ってやれないからと思って・・・。
だから、式がある日でも、言えずにいたんだ」
「そうだったんだね。もっと早く決断すればよかったね。」
「永遠兄も、柚ちゃん、ここだけに出来ないかとは言われてたけど、柚が最後に決めたバイトだったし、無理は言えないって思ってたんだ・・・俺。」
「うん。私の事を考えくれてありがと。」
チュッと触れるだけのキスをし、久しぶりに柚を抱いた。
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