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「お前の行ってるキャバクラ」
「…えー、なんすか?行きたいんすか?」
「親父に仕事の話してる女。そいつを調べろってことだ」
「はぁー?ユアさんのこと?なんで?住職会ってるのに?」
ナンバーワンキャバ嬢のユア。住職がいつも指名する。
「彼女の調子が悪いらしい。覇気がないし、記憶もあやふやだ。ってことで、危険かもと」
「え、でも俺、夢見てませんよ」
「その段階ではないということか?わかんねーが」
「ユアさんはもしかして、誰かに呪われてます?」
「それはなさそうだ。彼女の近辺を探るから仕事終わりに家までつける」
「え、ストーカーじゃないすか!」
「うるさい。だいたい住んでるとこが分かればいい」
「まーじー。えーやりたくないっす」
「いややれよ」
「悠星さんがやってくださいよ」
「お前1人でやって欲しいくらいだ!けど、オーラ見えないしなぁーお前。親父にも解決できないわけで。だから協力しろ」
「仕事手伝えるならいつも手伝ってくださいよ!」
「たまたま帰ってたからこそ、仕事を必ず受けないといけないわけ」
「なんすかそれ」
「親父の勘」
かん?
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