8人が本棚に入れています
本棚に追加
新社会人の俺
【柚side】
響君に今日一日不安にさせたかと思うと切なかった。
夕食後、響君がお風呂に入ってる時、お父さんが『柚、週末とか気にせず、一緒にいたい時は泊めていいんだからな』って言ってくれた。
お父さんも、私が元気じゃないのや、響君の様子で感じてたかもしれない。
部屋に戻って2人になって、響君の気持ちを知った。
そのまま久しぶりに抱かれ、不安も消えた。
行為後『お父さんがね』って話すと、『ありがとう』と言った。
狭いベットに2人で寝て、翌日の朝食やお弁当を用意した。
お父さんを送り出して、学校に向かう中『今日、店長に伝えるね』と言った。
「あぁ、いいのか?」
「うん」
学校に行って教室に入ると、『兄貴と話せたか?親父も心配してた』という。
「うん、それで、コンビ二は辞めるって言ったんだ」
「そうなのか・・・柚ちゃん」
最初のコメントを投稿しよう!