第二章

42/42
前へ
/221ページ
次へ
「もしかしたら、また事件のことで伺うかもしれませんが、その時はまたよろしくお願いします」 薫が続いて繭美に言った。 「えぇ、わかりました」繭美の顔にはまた緊張が走り、その顔は少し強張る。その顔が、左門寺の中には一番印象に残った。
/221ページ

最初のコメントを投稿しよう!

36人が本棚に入れています
本棚に追加