入社

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「ほんと、響君も永遠と同じで余裕がないのね・・・クスクス」 「俺はまだ、わからないけどな」 さんざんな言われようだ。 カタカタとキーボードを打つ。 「さて、響君。響君達のプランはどうする?」 「式も披露宴も柚の希望を叶えたい。会社関係は親父達の好きなようにするだろうし、身内のは・・・」 「わかったわ。ランチにここで、食べながら訊くわね。お弁当なんでしょ?」 「あぁ、俺と柚は」 するとガチャとドアが開いた。 そこには斗真兄と竜兄。
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