恐怖よ……こんばんわ

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 彼氏さんは本当に超鈍感。平気で危ないところに行くし、私も連れて行こうとする。本人いわく、良かれだと! 何度、ぶん殴りたくなることか。最悪なのは危ないものを連れてくる。本人にその気がないからと言うか気づいてないからたちが悪い。  ちなみに私は逆に超敏感。最近、あることがきっかけでとうとう話せるまでになった。まぁ、無理して話してなかっただけだけど。私は超怖がりだからまず危ないところは寄り付かない。が……今はとある事情で彼女とドア隔てて同居中。  なんだこれ? 私はなぜこうなった? それもこれもあいつのせいだ! ねぇ、彼氏さん。 「おーい、ケーキ買ってきたよ」  私はドキューンとなってこの怒りを忘れる。つまり彼氏の優しさにメロメロなのだ。この前プロポーズされて今度結婚予定。ラブラブなのだけど、たまに覗き魔がいるのが気になる。  さすがにお取り込み中はお札を貼って封印するんだけど。  ──なんだ、この部屋は!? なんで結婚前から姑みたいなのがいるんだよぉ……それも超、恐ろしい自縛霊がっ!!! ──
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