休息の6月18日〜23日

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休息の6月18日〜23日

火曜日 どうにも足が痛い。 筋肉痛なのか神経痛なのか、ぴりぴり、じんじんするので、軽めのストレッチにとどめました。 水曜日 ささいなことで夫と喧嘩になった。 解決法を求めていない、というか、 解決法は既に決まっていてそれ以外どうにもできない現実に不安を吐露した妻に対して、 わかりきった解決法を提示してくる夫。 「俺の意見は求めてないのかよ!」 「そんな解決法、既にわかりきってるわ!不安を吐き出したらいけないのかよ!」 「そんなのは無駄でしかない」 と、売り言葉に買い言葉で、互いに火に油を注ぎまくり収集つかず。 リビングのソファでフテ寝しました。 木曜日 早く帰宅した夫と、話し合う。 「あなたはすぐに否定するよね」 「俺は否定していない」 した、しないの水掛け論になりそうなので、 「あなたは否定していないかもしれないが、私は否定されたと感じた」 「あなたがそう感じた、というのなら、わかる。あなたがそう感じたのであれば、悪かった」 政治家の答弁かよ。 伝わらねえ。 足の痛みはまだ引かず、ストレッチして就寝。 金曜日 夫には、すぐに相手の意見を否定する癖があり、それがきっかけで半年に一度大喧嘩し、 そのたびに「俺が折れさせられてきた」 などという。 相手を嫌な気持ちにさせていることに無自覚なのは毎度のことである。 それで、 「ハイッ!今!否定した!」 即座に指摘するスタイルに切り替えることにした。 育児と同じである。 あとから、あの時こうだったと言ったところで、無自覚な人には覚えていないから伝わらない。しかるだけ無駄。現行犯逮捕しかないんである。 なんで、これまでそうしてこれなかったんだろう。 この人はこういう人だから仕方ない、と全て受け止めようとしすぎたのだ。 その結果、夫は、妻には素を出せるとばかりに無遠慮になりすぎた。 「否定する前に、まずは相手の意見をちゃんと聞いて、うけとめて、その上で、意見を言ってほしい」 という、前向きな提案をしたら、 「そんなの、面倒だし無駄だろ」 「あんた、仕事でもそうなの?」 「まさか。だって、ママ怖いから…」 「怖くさせてんの、アンタでしょ!!こっちだって、アンタに否定されんの嫌なんだよ! ……あのさぁ、妻になら素のままでいいと思ってる?」 「はい… だめ?」 「ダメとは言わんが、ちょっとは配慮してください。傷つきます。嫌な気持ちにさせられた相手の意見なんぞ、聞きとうないわ!」 その話し合いの最中にも、 「ハイッ!いまのは否定だった」 を何回か挟みつつ、 なんとかご理解いただけた雰囲気を感じた。 「若いうちからこんなのできてたら、モテモテだっただろうな…」 「これでも『折れさせられた』っていう?」 「いや、勉強になりました」 なんだか疲れた。 スーパーに買い物にいったら、セゾンファクトリーのジャムが商品入れ替えにつき4割引き程になっていた。迷わず買った。 土曜日 リビングで寝たせいだろうか。 風邪をひき、お囃子をお休みした。 スクワットもお休み。 日曜日 「音楽は、推理だ!」 ギリギリ音符が読める程度で「音楽は赤点だった」と豪語する夫が、次男につきそい、定期考査の過去問と格闘しているのだが、 どうにもあやしくて、聞いていられない。 「なんで令和になってまだイロハニホヘトなんだよ!」 「ソ音記号とかファ長調とか言いづらいだろっ」 「全部ABCでいいじゃん」 「日本だけじゃねーの、こんなに混ざってんの」 キレる方向が違うと思う。 「ちょっと、お母さんにみせてごらんなさい…」 「いいからいいから、ママは寝てなさい」 気になって寝ていられないんですが。 そんなこんなで、薬飲んで寝ていたので、 夜には回復した。 「久しぶりだけど、今日こそやるよ!」 「え、大丈夫?」 「足の痛みも引いたし、そろそろやらないと。何回だっけ?」 「25回」 ふくらはぎを伸ばすのは、今回は念のためやめた。 久しぶりすぎて、1セット目の半ばで既にきつい。 なんとか25回×3セットをやりきり、 ベッドにダイブした。 1週間も休むと、だいぶリセットしてしまうのだな。
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