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お隣のBさん、何か有ると、直ぐにナースコールして、ナースさんを呼ぶ。 飛んで来たナースさん「どうされました?」 「風が強くて寒いんです」寒いって、、 私は、暑くて扇子で扇いでいるんだけど、身体が弱っているのかな? 「あ、通風孔が近いですからね~」と、ナースさん。 「そうなんですよ、それで、寒くて寒くて、、」 「では、毛布、もう一枚持って来ましょうか?」「お願いします」 直ぐに毛布を持って来たナースさんに、毛布を掛けて貰ったBさん 帰って行くナースさんを呼び留め 「そこのカーテン、うんと奥まで引いて下さい」と、頼む。 「あ、ここまで引いたら、風の当たりも無くなりますよね」 優しいナースさんは、カーテンを一番端まで引いてやって、帰って行った。 それまでも、薬の事や自分の体調の事で、なんだかんだと ナースさんや、先生たちに、色々訴えていたが、これで静かになるだろう と、思ったが、ウィ~ンと、ベットを立てたり倒したり、また立てたり、、 体温計で、何度も体温を計ったりと、色々な音を立てる。 その間にも、マナーモードにはしているが、スマホの着信音が ブ~ブ~と、ひっきりなしに鳴る。 それに、メールで応えていた様だが「もしもし、何か変な画面が出て来て 消えないの」と、誰かに助けを求めている。 「じゃ、一度その画面を開いて、消去を押して見て」と、言われ 「あ、消えた、有難う」と、嬉しそうに言う。 やれやれ、良かったね~と、私も喜び、これで、もう寝てくれと願う。 暫くすると、静かになり、私も、うとうとと眠りに入る。 と、突然「ケッハ~~」と言う、Bさんの、とんでもない声で、起こされた。 な、何?と、思っていると、また「ケッハ~ハ~」と、まるで 恐竜時代の怪鳥の様な叫び声に、完全に目が覚める。 急に、体調が悪くなったのか?何処か、身体が痛むのか? 自分で押せないなら、私が、代わりにナースコールをと、思っていると 「良いわよ、ウフフ」とか「それ0×△、、むにゃむにゃ」??? 何だ、寝言だったのか、昼間は、今にも死にそうな、弱々しい声だったのに 寝言は、凄いんだな~、それ以降は、朝まで眠れなかった私でした。
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