第2話 メロンソーダ

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茉梨の可愛い声で昂ってスカートを上げ、指を入れようとして手を止める。 私じゃなくて紫暮さんにされたいかも知れない。 茉梨が私にくっついて背中を撫でる。 「ん.....っ。」 茉梨が私の様子を察して優しく私の下着の中に手を入れて触れながら唇を重ねる。 「はあ......っ。んっ」 「んんっ!」 トロトロになってきた私の中に指を入れる茉梨。 蕩けて彼女に抱きつく。 「翠菖、華菜さんの事を気にしてる?」 「気にしてない。」 「華菜さんの事は気にしないで。」 バレてる。 「うん......。」 「翠菖、そろっと行く?」 「うん。」 彼女から離れて茉梨のアパートへ向かう前に 了承を得て私の新居のアパートに寄って着替えを持ち走らせる。 茉梨のアパートの近くのコインパーキングに車を駐めら茉梨のアパートに一緒に入る。 「どうぞ。」 「お邪魔します。」 小さい月と星が散りばめられたリビング。 「翠菖、一緒に浴びる?」 「浴びない。」 「そうだよね.....。」 あ。まずい..... 「茉梨ごめん。一緒に浴びる」 「うん.....。」 一緒に浴びたり髪を乾かしてリビングで茉梨とひと息つく。 「翠菖、その.....。」 「うん。」 「23日、華菜さんと翠菖と私の3人でBlue hourに行かない?」 紫暮さんの名前を言う時だけ愛おしそうに言ってる。 きつい。 「良いね。行こう.....何時から?」 「うん。11時からなんだけど都合は大丈夫?」 「うん。都合は大丈夫」 「了解。華菜さんの車で乗り合いで行こう」 「うん。色羽さんを誘ってもいい?」 「いいよ.....あ!翠菖、ミネラルウォーター飲む?」 「いいの?」 「うん。」 彼女が立ち上がってミネラルウォーターを取りに行く。 茉梨の様子が......。 色羽さんに[もし良かったら23日に茉梨や紫暮さん、私と一緒にBlue hourに行きませんか?]と送ったらすぐに[行きたい!]と返事が来た。 [色羽さんとお出かけ出来るの嬉しいです。紫暮さんの車で向かうので] [分かった。23日楽しみ!] [私もです。]と送ってスマホを仕舞って隣を向いたら茉梨が私のほっぺをぷにっとしてくる。 「茉梨やめて。」 恥ずかしい。 「ごめんね。」と彼女が言いながら500mlのミネラルウォーターを渡してくる。 「ありがとう。」 「いえいえ。」 「いただきます。」 ミネラルウォーターを飲みながら茉梨をチラッと見る。
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