シルヴァと多朗

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そのまま、最奥の蕾に舌を這わされて 「アァっ!」 と声を上げると 「今朝まで散々受け入れていたので、まだ柔らかいですね」 そう呟くと、一気にバックのままに突き上げてきた。 「ほら、痛くないでしょう?」 背中から抱き締めて囁くと、そのまま激しく動き出した。 「止めっ……! シルヴァ……激しいっ!」 快楽で頭をぶん殴られているような感覚に目眩がすると 「昨夜のあなたは、こんなものでは無かったですよ?」 耳元でそう囁き、バックの体勢だった足を伸ばすと、双丘を左右に広げて深く深く月入れて来た。 「シルヴァ……ダメだ! そんなに深く挿入(いれ)たら、赤ちゃんが出来ちゃう……」 必死に逃げ出そうとする俺の腰を掴み 「亜蘭からも、エリザの妹か弟を頼まれたから、丁度良いんじゃないですか?」 そう言われて、激しく突き上げられて喘ぎ声しか出ない。 必死に言葉を紡ごうとしても、快楽でぶん殴られ続けているので言葉が出ない。 首を必死に振り 「聞いて…………シルヴァ…………ぁっ」 何とか絞り出した言葉に、シルヴァの動きが止まる。 必死に荒い呼吸を整え 「これから、セイブリア帝国と戦争になるかもしれない。その時、一緒に戦いたいんだ」 そう呟いた俺に、シルヴァは挿入していたシルヴァ自身を一度引き抜くと、俺の身体を反転させて足を割開くと一気に突き上げた。 「あぅっ!」 仰け反る俺の首に吸い付き 「多朗、あなたを戦いに巻き込みません。その為にも、今、種付けします」 そう言いやがった。 「待て!」 必死に抵抗する腕を頭の上で一纏めにすると、左右の胸を甘噛みしてきやがった。 「アァっ!」 仰け反る僕に容赦なく突き上げて来て、意識が飛びそうになる。 「シルヴァ…………お願いだ。話……聞いて!」 必死に訴えると、シルヴァは動きを止めて俺を見下ろした。 「シルヴァ……赤ちゃん出来たら、又、しばらく出来なくなるだろう? やっとエリザも離れたんだし、もっとお前と…………その、イチャイチャしたいんだ」 言いながら、顔が熱くなっているのが分かる。 「多朗?」 目を見開くシルヴァに 「今回、魔物にされた俺を見付けてくれたって聞いて、本当は嬉しかったんだ。だからさ、俺は家族じゃなくて夫婦としての時間がもっと欲しいんだ」 そう叫んだ。 すると、俺の中のシルヴァがグンっと大きくなって 「アァっ!」 と仰け反ると、俺の身体を強く抱き締めて 「多朗! それならそうと言ってくれたら良いのに!」 そう言うと、俺の腹に手を当てた。 青白い光が放たれ 「避妊魔法掛けといたから、大丈夫だよ」 と言って微笑んだ。 「……おい。避妊魔法って……」 「僕は今まで、使った事なかったけどね。一応、ある事はあるんだ」 微笑むシルヴァに 「なんで使わなかったんだ?」 と聞くと 「だって、僕と多朗の子供だよ? たくさん欲しいだろう?」 と返事が返ってきた。 悪気が無いから、タチが悪い。 ……だが、俺はこの後、避妊魔法を掛けてもらった事を後悔する事になるとは思わなかった。 妊娠しないとなってから、俺はババ様がストップするまでシルヴァに毎晩、毎晩激しく求められる事になるなんて、夢にも思わなった。
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