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詩『ホコリ』
題名『ホコリ』
わたしはホコリだ
家のすみにたまるホコリだ
月日が過ぎると
それは綿ボコリになってく
コンセントなどの
あたたかいの好きで抱きつく
いつしか火がつき
みんなを道づれに死んでく?
わたしはホコリだ
たまに掃除されて消えてく
孤独と同じで
好きじゃないがしかたないんだ
運命、受け入れ
ホコリなりに夢もあるけど
だーれも知らない
それは死ぬことより淋しい
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