⭐︎⭐︎第六話⭐︎さようならエスタータウン⭐︎⭐︎

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(あーー)  また、巨大菌類怪獣が現れた。  きっとまた紗倉は変身するだろう。  引っ越しのトラックはもう来ている。  俺はトラックの助手席に乗り込んだ。 「じゃあ、出発してもいいですか?」  パンダのトラックのお兄さんが俺に声をかける。  もう俺には関係ない。菌類怪獣も、街も、魔法少女も。ーー紗倉も。  ふとコンビニを見ると、コンビニの横で座り込む紗倉が居た。 「待ってください。もう一人、乗せたい人が居て」
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