よんろくソング

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 久しぶりに君が1人だった日、意を決して俺は君を追い抜いた。  だけどもう…君の声は聞こえなかった。  そりゃそうだよな、当たり前だ。  今までだってずっとそうだった。相手を好きになった途端に意識して話せなくなって、そんなもんだって思っていた。別にそれでいいと思っていた。  今までは、ずっと…。 「良くねぇーよ…」  ため息を()き机に突っ伏すダサい俺。  何でだろう…  君の事はそんな風に諦めたくない。
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