四十にして迷う

呼子で

　本日、佐賀県呼子(よぶこ)に行ってまいりました。

　博多から車で約1時間30分、田舎の小さな港町なのですが、美味しいイカが食べられることで有名な町です。

　目的は当然、イカの活造り！

　いかがですか！イカだけに！（オバちゃん発言失礼しました）

　冗談はさておき、どうです、この透明感！

　そして、採れたてでしか味わえないコリコリとした食感。これを食べたら、もう他のイカが食べられません。

　イカの種類はヤリイカ（ケンサキイカ）です。さっぱりとした味わいでコリコリとした食感のヤリイカが、私は1番好きです。
　イカの王様と呼ばれるのは、ミズイカ（アオリイカ）ですが、呼子で1番人気なのは、このヤリイカです。

　福岡県の中洲に本店がある『河太郎』さん曰く、呼子のヤリイカは3月〜10月頃まで、ミズイカは10月〜2月頃までの提供だそうです。
　ですが、自然環境の変化で、年々、漁獲時期のズレが大きくなっているそうです。

　ちなみに、呼子ではケンサキイカのことをヤリイカ、アオリイカのことをミズイカ、ヤリイカのことをササイカと呼びます。
　ちょっと混乱しそうになりますね。

　今ちょうど、ヤリイカ（ケンサキイカ）の旬です。平日とはいえ、お昼時に来店したので、約40分待ち……
　でも、待つ時間が長いほど、食べた瞬間の感動もひとしお。
　まずは塩で、次はレモンを絞って、最後はワサビ醤油で味わいます。そして、ゲソはお決まりの天ぷらですね。ご飯も進みます。

　ああ、ビールが飲みたいと思いつつ、運転手だったので、グッと堪えて——
　今、家でこの日記を書きながら、ビールをグビっと！これぞ、至福の時。