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とある日この国の王妃である彼女は家族と過ごしていた、だが急に孫である王子に衝撃的なことを言われる。 「運命の相手を見つけました」 「···!?急にどうしたの」 「急にどうしたんだ」 「お婆様、お祖父様運命の相手を見つけました」  「運命の相手···」 「私には婚約者がいませんから大丈夫ですよ」 「確かに婚約者はいないけど···」 「だがな···」 「お婆様とお祖父様は私が父上みたいなことをすると思ったんですか」 「「···」」 孫が父親の方を見ながら 「私は父上みたいな不誠実なことはしたくないので今まで婚約者を作らなかったのですよ」 「そうなのね」 「それに私は父上の息子だというだけで父上みたいなことをすると思われてますから···」 息子とその嫁は気まずそうな顔をしている。 「とりあえず私たちのもとに連れてきなさい」
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