我がクラスの学級崩壊

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担任「はい……六時限目の算数を始めま……」 「みんなー。食おうぜー」 ズズーーー…… 私のクラスは 六時限目が始まると カップラーメンを食べ始める! 最初はSDGsとして賞味期限切れのカップ麺を食べることが始まりで 終わりだった…… 私のクラスは 学級崩壊だ…… 「みんな……ごめん……俺カップ麺食べれない……」 「なんで……さとしはカップ麺ないんだ?」 「もう家、カップ麺を買う余裕すらないんだ……」 「嘘でしょ……ズズーーー」 「カップ麺買ってもらえないのかよ!ズズーーー」 「うぐっ……ひぐ……ズズーーー」 それは鼻水をすすってるのか…… 「……ほら、俺のカップ麺、食えよ」 「小塚……」 「私のも食べていいよ」 「僕のも食えー!」 私も! 俺も! 「みんな……みんな……」 「今度からカップ麺少し砕いてさとしにあげようぜー」 「それでみんなの味のラーメンが作れるな」 「逆に贅沢じゃね?」 あはははははは!!! 「美味い……美味いよ……」 「あー真っ先に京子ちゃんのカップ麺食べてるー」 「さとしは京子ちゃんが……」 「い……家系カップ麺が好きだからだよ!!!」 「好きだってよ!」 「ヒューヒュー!」 わはははははは! 「ふざけるなぁー!!!」 「せっ……先生……」 「学校で……カップ麺食うなぁー!!!」 「……何言ってるかわかんねえ」 「分かれよ六年生ども!!!」 ラーメン臭い学級崩壊だ END
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