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紡ぐたびに、我慢ができなくなってくる。
息が苦しくなっていく。
頭が真っ白になっていく。
今すぐにでも泣き崩れてしまいそう。
初めて彼に出会った頃に、戻っていく。
中学3年生のワタシ。
恋に恋することと、周囲に噛みつくことしか知らなかった。
生意気なだけで、芯のない少女だった。
だけど、今は支えてくれるものがある。
歌っていると『生きているんだ』って強くじっかんする。
背後から聞こえるうつくしい音律が、背中をおしてくれる。
でも、もっともっと強いおもいが、胸いっぱいにひろがっている。
うたごえにのせて、せいいっぱいにつたえるんだ。
アナタを、あいしている。
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