僕の股間の伸び~るスティック

13/14
前へ
/14ページ
次へ
 乾いた銃声が響いた。ゴン! という音がして、下を見るとおっさんが頭から血を流して動かなくなっていた。 「えっ……え……なんで?」 「ぎゃああああああああああ!!!!!!!!」 「うるせぇ!! ぶっ殺すぞ!!!!!」  血が床に広がって、おっさんの目の瞳孔が開いていく。何で? 何で? 強盗が銃を持って、何かをわめきながらこちらへ近づいて来る。殺される。殺される。殺される。殺される。のどが、ひゅうひゅう音を立てて、見開いた瞳から涙が止まらない。怖い、怖い、怖い、怖い。死にたくない、死にたくない、死にたくない、死にたくない。
/14ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加