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「お前、ち●ぽが伸びるんだって。見せてみろよ」
翌朝学校に行くと、友達の竹ちゃんが開口一番そう言った。
「何で知ってるんだよ」
「お前のねーちゃんから聞いた」
「あいつぶっ殺す」
ぼすんと鞄を乱雑に机に置いて、教科書とか筆箱を机にぎゅうぎゅうに詰めていく。ふと視線を感じて、
「なんだよ、竹ちゃん」
「ち●ぽ見せろよ」
「は?」
ち●ぽ見せろって、暗殺された元首相じゃねーんだからと呆れていると竹ちゃんは
「すげー伸びるって聞いたぞ。すげー見たい」
なんて目をキラキラさせているので
「しょうがねーな」
ズボンとパンツをずらすと、竹ちゃんが上からのぞき込んだ。
「なんだ。伸びねーじゃん」
「自分の意志で伸ばせないの」
「ふーん。つまんね」
ティンコンカンコンとチャイムが鳴り、竹ちゃんは自分の席へと戻っていった。僕はただ、ち●ぽを見せただけの人になった。
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