僕の股間の伸び~るスティック

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 股間を見る。別に光っているわけでも、脳内に語りかけられているわけでもないが、僕は力が、ほしい……! 『そうか、ならば力を与えよう』  と画面が真っ白になってオープニングがはじまるわけでもない。僕の日常は何も変わらず、ただ一つ、決意したのだ。姉を倒すと。  体格は不利。しかし、俺には伸びるち●ぽがある。姉を倒すためには、ち●ぽを鍛えて自分の意志で伸び縮みできるようにするしかない! ち●ぽで戦うんだ、名付けてゴムゴムのち●ぽ大作戦!  僕は落ちた鞄を手で拾って、階段を駆け上がる。主人公になった気分で、脳内でカッコイイロック曲が流れだす。僕もそれの歌詞を口ずさむ。 「あの日の君の声~言いたかったこ~とぉ言えなかったこ~と……あっこれ海賊王じゃなくてヒーローのほうだ」  まぁ、姉貴倒したらヒーローになるのもいいか! 可愛い女の子助けまくってモテまくってハーレムを築こう!
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