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「そういえば最近、ち●ぽが伸びるようになったんだ」
僕の発言で食卓が凍り付いた。父はご飯を吹き出し、母は般若の形相で僕を睨んで、姉はゴリラみたいに手を叩いて笑っていた。
「違うって! そういう下ネタ的なやつじゃなくて、真剣な悩みなの!」
「ちょっと伸也……!」
声を荒らげた母を『まぁまぁ』なんて言って父がなだめる。
ひとしきり笑って満足した姉が、
「まぁ思春期だしな~」
なんてニヤニヤするものだからイラっとして
「違うって! だから、ちん●が突然三十センチぐらい伸びるようになったんだって!」
「やめなさい! 食事中に!」
バーン! 母がテーブルを両手で叩いて、本気で怒っていると理解したので、不服だったけど僕はそれ以上は口をつぐんだ。
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