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ナリ坊は考えまくる。
「えーとえーとそうそう、倉庫の中を整理整頓してたの!何かあった時に取り出しやすいようにね!」
そして閃いたナリ坊は緊張した様子であの手この手で誤魔化した。
「本当かしら?」
ニコニコは疑う。
「あんまり疑ったらナリ坊さんが可哀想よ。スイーツ城限定パンが売り切れちゃうわ行きましょう」
明日香はニコニコを諌め購買に向かう。
「はぁ誤魔化せた。もうお昼か…」
ナリ坊は休憩した。
そしてそしてーーー
「「お疲れ様でした!」」
メイド、執事隊員が全員に挨拶しあう。
「確か土曜日に円香さんて人と約束しちゃったんだったな?話があるって言ってたけどなんだろうなんだろう?」
とナリ坊は思った。
そしてそしてーーー
「いきなり呼び出してごめんねー♪」
「いえいえ…」
円香とナリ坊は顔を合わせテーブルに向かい側で座る。
「貴女は脇役でいるには勿体無いわ」
唐突に円香が言う。
「何なんの話?」
はてなマークをいっぱいに並べるナリ坊。
「貴女はその気になれば明日香やニコニコ以上のレギュラーになれる人材よ!脇役に甘んじるには勿体無いわ!」
円香は熱を込めて語る。
「そう…なのかな?」
人から言われたらそんな気がしないでも無い気になりだすナリ坊。
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